2006.12.09 Saturday
ディスカバリー、プロチームから追放か?
オペラシオン・プエルトの件については、まだはっきりしたことが判明していないため、各国の自転車連盟の判断で、リストにあがった選手たちの出場停止処分は行われませんでした。
バッソに至っては、イタリアオリンピック委員会に訴え、「ドーピングに関して証拠不十分」として無実であることが認められました。
こうして、リストにあった選手たちのレースへの出場は認められ、表面上はお咎めなしの状態だったのですが、プロチーム間の協定でそれらの選手とは契約しないとの約束が行われていました。
にもかかわらず、ディスカバリーチャンネルがバッソと来期契約を結んだため、かなり非難が出ていました。そして、このたびプロチームの代表者たちが集まり、約束を守らなかったディスカバリーチャンネルを来年のプロチームから除外しようと決まったというわけです。
話は少々変わりますが、12月4日、アージェードゥーゼルが正式にフランシスコ・マンセーボとの契約を打ち切ったことを発表しました。ここまで延ばしていたのは、多分ラヴニュ監督もできることなら、彼をチームに留めておきたかったのでは?と思います。けれども、もし彼をチームに残した場合、このような事になると分かったので、正式に契約を打ち切ったのだと思います。
それは、マンセーボ側にとっても同じだと思います。彼もできるならアージェードゥーゼルで走りたいと言っていたんです。でも、残ることでチーム全体に迷惑をかけるわけもいかないので、交渉を諦めたのかもしれません。
ボテロの潔白が認められ、コロンビアの自転車連盟からレース出場許可が下りた時、マンセーボは「彼は走れるようになっても、プロチームに入ることはできないよ」と言っていました。だから、バッソがディスカバリーチャンネルと契約をした時、彼もプロチームに残れるチャンスがあるかもと思ったに違いありません。
結果的に彼がアージェードゥーゼルから退くことで、チーム全体に迷惑かけることはなくなりました。
話は戻り、プロチームの代表者の話し合いでは、プロツアーライセンスを持っている元リバティーセグロスを所有していたアクティヴ・ベイも、株の大半をオペラシオン・プエルトのきっかけとなったマノロ・サイスが所有しているため、同じくライセンスの剥奪すべきだと決定しました。それから、来年からプロツアーは20チームでなく、18チームの方がいいとの意見も出ています。
ただ、これらの決議は本決まりではありません。
11日月曜日にUCIが2007年のプロチームを決定するため、これらの意見が通るかどうかは、まだ分からないのです。しかし、レースを行いプロツアー制度に資金を出しているのはUCIではなく、プロチームの選手たちであり、チーム代表者なので、もしディスカバリーチャンネルとアクティブ・ベイのライセンス剥奪が行わなければ、UCIとプロチームが揉め始める事になるかもしれません。そうなれば、2005年から開始されたプロツアー制度が、崩壊になる可能性もありえます。
さて、UCIはどのような決断を下すのか?
ディスカバリーチャンネルはどうなるのか?どうするのか?
オペラシオン・プエルトの波紋は、まだまだ続きそうです。
バッソに至っては、イタリアオリンピック委員会に訴え、「ドーピングに関して証拠不十分」として無実であることが認められました。
こうして、リストにあった選手たちのレースへの出場は認められ、表面上はお咎めなしの状態だったのですが、プロチーム間の協定でそれらの選手とは契約しないとの約束が行われていました。
にもかかわらず、ディスカバリーチャンネルがバッソと来期契約を結んだため、かなり非難が出ていました。そして、このたびプロチームの代表者たちが集まり、約束を守らなかったディスカバリーチャンネルを来年のプロチームから除外しようと決まったというわけです。
話は少々変わりますが、12月4日、アージェードゥーゼルが正式にフランシスコ・マンセーボとの契約を打ち切ったことを発表しました。ここまで延ばしていたのは、多分ラヴニュ監督もできることなら、彼をチームに留めておきたかったのでは?と思います。けれども、もし彼をチームに残した場合、このような事になると分かったので、正式に契約を打ち切ったのだと思います。
それは、マンセーボ側にとっても同じだと思います。彼もできるならアージェードゥーゼルで走りたいと言っていたんです。でも、残ることでチーム全体に迷惑をかけるわけもいかないので、交渉を諦めたのかもしれません。
ボテロの潔白が認められ、コロンビアの自転車連盟からレース出場許可が下りた時、マンセーボは「彼は走れるようになっても、プロチームに入ることはできないよ」と言っていました。だから、バッソがディスカバリーチャンネルと契約をした時、彼もプロチームに残れるチャンスがあるかもと思ったに違いありません。
結果的に彼がアージェードゥーゼルから退くことで、チーム全体に迷惑かけることはなくなりました。
話は戻り、プロチームの代表者の話し合いでは、プロツアーライセンスを持っている元リバティーセグロスを所有していたアクティヴ・ベイも、株の大半をオペラシオン・プエルトのきっかけとなったマノロ・サイスが所有しているため、同じくライセンスの剥奪すべきだと決定しました。それから、来年からプロツアーは20チームでなく、18チームの方がいいとの意見も出ています。
ただ、これらの決議は本決まりではありません。
11日月曜日にUCIが2007年のプロチームを決定するため、これらの意見が通るかどうかは、まだ分からないのです。しかし、レースを行いプロツアー制度に資金を出しているのはUCIではなく、プロチームの選手たちであり、チーム代表者なので、もしディスカバリーチャンネルとアクティブ・ベイのライセンス剥奪が行わなければ、UCIとプロチームが揉め始める事になるかもしれません。そうなれば、2005年から開始されたプロツアー制度が、崩壊になる可能性もありえます。
さて、UCIはどのような決断を下すのか?
ディスカバリーチャンネルはどうなるのか?どうするのか?
オペラシオン・プエルトの波紋は、まだまだ続きそうです。