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チームプレゼンテーション&レース無線

ツール・ド・ラヴニールは、U23のネイションズカップなので各国の代表チームがメインです。レース専属のDJがいて、レース前のチームプレゼンテーションでは各国の曲が決まっていて、ノリノリでした。

出走サインをしてチームプレゼンテーションを行うんですが、毎朝曲を聴くと今ロシアだな〜とかイタリアチーム紹介されてるとか分かって面白かったです。去年は日本チームも出てたから、どんな曲で紹介されてたのかな?

このチームプレゼンテーション、前日にいつも順番&時刻を各チームに知らせているのですが、時間通りに来ないチームが多々あって何チームもペナルティー(罰金50スイスフランとUCIポイント−2:結構重大)を取られてました。そのたびに私たちは、ペナルティーリストに書かねばならず一仕事でした。
ちなみに、出走サインの確認はフィニッシュジャッジのお仕事です。

チームプレゼンテーション、ルクセンブルクはいつもカンカン帽を観客にプレゼント

IMG_20190815_115217.jpg
前日のハイライトなどオーロラビジョンに映し出されて、会場を盛り上げてました


あと、これは!と思ったのが、日本ではみんな一緒なんですが、本場では主催者側の人とコミッセール側の人にはっきり分かれています。ブラックボード(黒板でタイム差知らせる人)、インフォ(タイム差を測る人)、レギュレーター(車両管理する人)、ラジオツール(レース無線を知らせる人)などは、みんな主催者側の人になります。

 

宿はモト隊と主催者側とコミッセール(運転手含む)に分かれていたようです。今回モトコミッセールは研修生たちでやったのですが、ツール・ド・フランスなどでは、モトコミッセールはモト隊と一緒でコミッセールとは別の宿だそうです。パリ〜ニースの時も別で毎朝のミーティングで顔合わせしてました。

 

あと無線。レースで走る車には必ず無線を積まないといけません。
レース無線ですが、ツール(ラジオツール)、インフォ(バイクでタイム差を測って知らせる)、オーガナイザー(主催者系)、コミッセール(審判)の4つあります。それが聞けるのがチーフカーでした。

IMG_1159.jpg

チーフカーの無線。4chあってボタンが光っているのが喋られるチャンネル。パリ〜ニース研修の時、ラジオツールで喋ったはずがコミッセールのみだったのはこのボタンの押し間違い

 

その他のComカーやMotoComでは、ツールとコミッセールの2チャンネルのみしか聞けないんです。ちなみに、チームカーやVIPカー、メディアカーはラジオツールの受信のみ。発信は禁止です(普通はできないようになっている)。

だから、タイム差をコミッセールで測るようなことは今回全くありませんでした。すべてはインフォモト(2台)が測ってそれをチーフカーに乗っているラジオツールのオリビアへ伝え、オリビアからラジオツールでタイム差をみんなに知らせると言うラジオツールを話す人(今回はオリビア)がかなり重要でした。

 

なので、Comカーに乗っていたらラジオツールの情報に集中して、状況を把握する感じでした。
日本では、ラジオツールとコミッセールの2chのみなので、インフォもコミッセールラジオで行ってます。

Comカーでは、ラジオツール、コミッセールどちらも発信できるんですが、MotoComではコミッセールのみしか発信できず。チームカーに伝えるのは直接できるという理由でないそうです。
ちなみに片耳へのケーブル一本でラジオツールとコミッセールの2ch聞けました。

IMG_1096.jpg

バイクの右側、ケースの上にスイッチが付いていて緑のボタンを押すと話せます

 

こうして細分化されているので限られた人しか喋られない、または聞けない無線の状況でした。
その代わりラジオツールはかなりの情報量です。逃げと集団のタイム差や中間スプリントの通過順位だけでなく、どこの街通を過し今何キロ地点とか、この先危険個所があるとか、右側で落車とか、どこのチームがボトル要求しているとか…。クラス2のレースなので、チーム間での無線が使えず、ラジオツールの情報(特に補給など)は重要でした。

私がMotoCom2をやった時は、前に追い付きそうだった第2集団を任されていたのですが、メイン集団と差が開くとインフォモトにフォローしてもらえず、タイム差が分からないので、ラジオツールから聞こえる通過の街情報を頼りに自分でタイムを測って判断してました。

 

ちなみに、最後尾を走るヴォワチュールバレ(収容車)にも無線があります。今回は私たちが移動するワゴンがレース中はヴォワチュールバレになっていたので、その運転手がリタイアした選手情報をコミッセールchで知らせてくれてました。

 

あとフィニッシュ通過できるComカーは、今回ぱっと見分かりにくかったので、一目で分かるように赤い丸が付いてました。

レース中の色々はブログではお知らせできないので、ざっとこんな感じですかね。今後日本のレース(特に来年のオリンピックとか)で、こういった事が出来るといいな〜と思います。

 

最後におまけのどうでもいい話。

2年ぶりにフランスへ行って驚いたのが、ミネラルウォーターの蓋。ワンタッチでペコっと開けられて、キャップが転がっていくこともなく、キャップを開けにくい力のない人も楽々の仕様でした。それにプラスチック部分が少なくてエコだし。不便なことが多いフランスなのに、日本より画期的!と驚いた一品です。

IMG_1042.jpg

 

| 自転車の話 | 11:55 | comments(0) | - |
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