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2017年は波乱の1年でした

大晦日ですね。今年を振り返ると色々新しい経験や予想外の事もあった波乱の1年でした。
今年もレース中継や審判など自転車に関わった1年でした。
 

審判の研修のため春先は4年ぶりに海外へ行ってきました。ツール・ド・ランカウイ、パリ〜ニース、ツール・デ・フランドルの女子レースなど、私はほとんど日本での審判経験がなく、いきなり海外のレースだったので、右も左も分からず新鮮な事ばかりでした。

今思えば、ツール・ド・ランカウイは審判のいろいろを学ぶのには本当にいいレースでした。参加選手のレベルもちょうどいい感じでした。パリ〜ニースはトップ選手過ぎて、選手やチームスタッフもプロだから、変な動きとかあんまりしないんですよね。審判として見る視点がさらに一段階上って感じでした。

けれど、ランカウイレベルだと選手のレベル差があるし審判の目を盗んでズルしちゃえ〜って選手もちらほらいて気が抜けない。こういう点をチェックしないといけないとか、審判車両の位置とか学ぶのには良かったです。

 

その後、ツール・ド・熊野や青森県階上町での全日本選手権などで執務をさせてもらい、実践してみて分かった事も多くありました。

今年一番思い出深いのは、やはりツール・ド・熊野かな?毎年、中継で関わっていたこのレースで自分が審判としてレースを追いかける事になるとは思っていなかったし、毎日分からない事だらけで試行錯誤しつつ、選手たちにもアドバイスをもらいながら、なんとか4日間終えました。ステージレースは色々学べるし、日々結束力が強まっていくので楽しかったです。

ライブ中継の方も去年と同じくツアー・オブ・ジャパンは全日程回れたし(今年大きなトラブルもなく8日間できました)、1年の締めくくりにツール・ド・おきなわ中継もできました。

 

中でも今年一番苦労したのは秋吉台のロードレースかな?雨の中の中継でバイク2台あって、電波も厳しく、本部の指示も届かなかったりして、映像が出ない場面も多かったんですが、実況のアリーさんやシンジさん、解説の栗村さんなどのトークで繋いでもらい、いいレース中継になりました。

テロップやドローンなど見せる技術も進化しつつあるので、来年はさらに進化した中継になるように、どういう場面を見せたいのかスイッチング技術も磨かねば!と思います。

 

波乱と言えば、マッサエンタープライズを辞めた事も波乱の一つかな?結構、急だったのでチームメンバーにも驚かれちゃいましたが、色々なイベントさせてもらってレースの裏方仕事も楽しかったし、今ではいい思い出です。

 

そして最後に、高木カメラマンが10月に急死された事。今でもまだあまり実感がありません。高木さんとは、ツール・ド・リムザンを一緒に回ったり、チームマッサの時もチームのオフィシャルカメラマンとしてお世話になっていて、一緒にレースに連れて行ってもらったりしました。高木さんは日本のレースはほとんど網羅していたので、高木さんに聞けば色々と教えてもらえて、熊本の高校選抜に行く時もアドバイスもらいました。
色々な相談にものってもらってたな〜と過去のメール見て思い出すこともいっぱいあります。今年のツール・ド・熊野で私はCOM2だったので、高木さんが逃げの選手の写真を撮りに行くたびにバイクから合図を送ってくれて、「どうぞ〜どうぞ〜」ってアイコンタクト取っていたのが思い出されます。あと、いつも高木さんが私にカメラを向けてくれる時は、私が何か食べてる時だったな〜(笑)。もうあの笑顔が見られないのは本当に残念です。

 

来年はどんな1年になるか分かりませんが、いろいろな方面で自転車関係に関わっていけるように頑張りたいと思います。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

| 自転車の話 | 18:39 | comments(0) | - |
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