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パリ〜ニース第4ステージはTT

私にとって審判としてタイムトライアルをするのは、これが初めてでした。
前日、マーティン先生にもレクチャーを受け、朝食の時にもほかのコミッセールの人たちに心配しなくても大丈夫と言われるものの、一人で赤いスコダカーに乗って審判するのは緊張します。

コミッセールたちは9時にホテルを出発しましたが、私はフィニッシュジャッジカーでTTを回るので、11時ホテル発のモルガン、チボーと一緒に行くことになりました。TTの時の審判の役割は分かったものの、追い抜きの時に前のチームカーを止めるのにラジオツールで言わないといけないので、モルガンにどう言ったらいいのか紙に書いてもらいました。

スタート地点に到着しチーフのジャンミッシェルに今日の役割に変更がないか聞いたところ、私は86番走者のパンタノを見る事と最後はザッカリンについてゴールまで行くように指示を受けました。

 

モルガンとチボーをフィニッシュ地点に連れていくため、14,5劼離魁璽垢鮖鄙。前半は平地という話でしたが、アップダウンがあり、最後は狭い道を上っていくなかなかハードなTTコースでした。最後の登りは、退避する箇所がほぼなく車は気をつけないと選手を止めてしまうことになりかねないので、最後の選手以外はふもとでショートカットすることになりました。

前日のミーティングでコミッセールカーがくるくる回ってチェックするように言われていたショートカットコースは下り基調の4劼里澆如∈2鷸笋留薪昭蠅離献礇鵐ロードも「あそこを回っても意味がない」とチーフに言ってました。それでは私たちの車は最後のザッカリンさえちゃんと見れば、そこそこ自由に動いていいという事になりました。

IMG_6771.jpg

TTのスタート台

 

最初は4番走者の選手と一緒にスタートする予定で並んでいたら、元選手のベルナール・テブネがいて、ショートカットで戻って来ることを説明して、車に乗せることになりました。フランスのテレビ解説とかしていて顔も知っていたし、私に話しかける時はゆっくりしたフランス語で話してくれて、とてもいい人です。そうして3人でアスタナの選手に付き、前半ののぼり基調の所で車を止めて後続の選手たちを見ることにしました。1分差でスタートなので、その地点でどれくらいの差があるかストップウォッチでチェックしてました。それで明らかに30秒くらい差しかない選手が来たので、これは追い抜きがあるはずとその選手の後ろについていくことに!

そうしたら、やっぱり後ろの選手が前に追い付き、何も言わなくてもチームカーが止まってくれたので、後ろから来た選手は前の選手の後ろへ問題なくいくことができました。しかし、この選手がなかなか抜かなくて、これ以上後ろで走っていたらいかんぞ!ってところで、最後の登りのふもとへ。このままついていくべきか悩んだんですが、車両が多すぎるし、上りはバイク審判が見てくれるとの事だったので、あとはバイク審判に任せました。最初からなかなか貴重な体験でした。

 

30分ほどかけてスタート地点へ戻り、次はパンタノに付いて行くことになっていたのですが、まだ時間があったので先ほど車を止めた上りの所で見ていた方が選手の走りが見れるし、そっちでパンタノが来るのを待っていました。そこで通過選手のタイムチェックをしていたのですが、だいたい1分前後差でみんな来るので、まあ大丈夫な感じでした。
そしていよいよパンタノが来る!って時になり、45秒差くらいでやってきたのですが、パンタノに別の赤い主催者側の車が付いていたので、2台赤い車は必要ないよな〜との運転手ジャンクロードの判断でパンタノには付かず。次の選手を待ちました。すると次のアスタナの選手は、伴走する車両が全くおらず先導バイクのみで一人で走ってました。これは、ついてあげた方がいいいと(機材がないのでいざという時の対応はできませんが)、アスタナの選手の後ろを走ることになりました。そして車両がいないので、このままフィニッシュへ行くことにしました。登りに入る少し手前で、後ろから選手が近づいて来たので、車を止めて後続選手を前に行かせました。結局上りでその抜かそうとしていた選手は差が詰められず、アスタナの選手は抜かされることなくフィニッシュとなりました。

 

そして、いよいよ私のメインとなるザッカリンの番!招待客2人を後部座席に乗せてスタート。スタート直後から、カチューシャのチームカーが選手の後方にいるものの近づきすぎで落車したとき轢いてしまうんじゃないかとひやひや。さすがにこれは10mも離れてないよな〜って事でチームカーに寄って差を広げるようにジェスチャーを交えて言ったら、その後は選手と程よい距離で走ってくれました。「これで一仕事できたね」とジャンクロードに言われました。

もうちょっと早くザッカリンは前の選手を捉えてくれるかと思ったのですが、思ったより前との差を詰められず、最後の登り区間へ突入。前に選手2人が見えていて、2分前にスタートした別のカチューシャの選手が遅れて、その前に1分差でスタートした選手が!登りで道も狭くて前にいる車両は3台、カオスです。別のカチューシャの選手についていたマヴィックカーが止まり、さらに前を行くロットソウダルの車にザッカリンが近づいてる〜。止めなきゃいけない!ってことで、初めて無線を使って「ロットソウダルカー止まってください」と言うも止まってくれず。そういや、朝モルガンに教えてもらった文章は、メルシーが入ってたな〜と思って、メルシー入れて再度止まるように無線を流したところ、「Chiho、Infoの方でラジオツールになってないよ」って返事が返ってきて、うぉぉ〜チャンネル間違えてた!

そしてラジオツールに切り替えたら、言う前にロットソウダルのチームカーは自主的に止まってくれて、ザッカリンの走りに支障なく無事通過。ザッカリンのカチューシャカーの後ろについて行くも、コミッセールカーは道が狭くてロットソウダルの選手をうまく抜くことができず。ザッカリンの前にもう車両はいないし、このコースだと反則もできないので、ザッカリンに付いて行く事はあきらめ、ロットソウダルのチームカーを前に出しその後ろに付きました(前日マーティンさんの話だとこの場合はチームカーの前にコミッセールカーがいていいとの事でしたが、ジャンクロードはメカトラがあった時にチームが対応しないといけないからと車両を下げてました)。後ろも車両が多く、登りで少々渋滞気味になりながらも、2分前にスタートしたカチューシャの選手の後にゴールだったかな?なんか最後はごちゃごちゃでしたが、レースや選手に支障はなかったので良かったです。

IMG_6789.jpg

ASOの赤い車の無線はこんな風になってます。


夕食の席で、チーフのジャンミッシェルに大丈夫だったか?と聞かれ、ややこしかったけど色々勉強になったと伝えたら、「仕事してたよね、チームカーに指示も出してたしな〜。ラジオツールじゃなかったけど…」と言われ、みんなに笑われました。そんな感じで無事に私の初タイムトライアルが終わりました。

パリ〜ニースもやっと半分のステージが終わり、折り返しです。今日はCOM4に乗るはず。第1チームカーの隊列の後ろの位置です。今日も頑張ります!

 

最後に、スタート前にタブレットで自転車をなぞっている人がいたので、何しているのかと思ったらUCIの職員の人で自転車にモーターがないかチェックしているとの事。こんな風に検査しているんですね。ゴール地点でも同じようにしていたとの事。驚きました。
IMG_6786.jpg

モーターが付いてないかタブレットでチェック

 

 

| 自転車の話 | 16:03 | comments(0) | - |
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