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パリ〜ニース第1ステージは濃い一日

第1ステージから色々ありすぎて大変です。
朝から雨と風がきつく、荒れた天気でした。招待客がいなかったので、私はフィニッシュジャッジカーで移動になりました。車にはフィニッシュジャッジのモルガン、タイムキーパーのチボー、運転手のジャンクロードと一緒にスタート前に出発!

フィニッシュジャッジは途中のスプリントと山岳ポイントの通過のジャッジをします。ASOではフィニッシュジャッジ用のバイクがあって、最初の山岳ポイントでモルガンはバイクに乗り換え、山岳の通過順をチェックし、バイクに乗って無線を入れて選手を抜いて、その後また車に乗るというやり方で、山岳もスプリントもやるんです。ずっとバイクに乗って移動というわけではないんです。

IMG_6635.jpg

フィニッシュジャッジのモルガンかっこいいです〜

 

スタートしてすぐに4人の逃げができたので、山岳もスプリントも比較的目とりしやすかったみたいです。ツール・ドランカウイでは、何人もで通過を見ていたし、ビデオカメラもあったのに、パリ〜二−スではモルガン一人(実際には他のバイク審判の人も来るそうですが…)。レースによってやり方いろいろなんですね。

 

1日雨予報だった天気も、途中から晴れ間が出てきて、空が広く緑の大地にやっぱりフランスはこれだな〜としみじみ思ってしまいました。先行するので逃げの選手が時々見える位置にいました。1時間経過するとタイムキーパーのチボーが、1時間経過の時速(この日は40.9/h)を無線で流し、それをラジオツールが知らせます。2時間経過すると、2時間目の時速と平均時速(43.5/hで平均42.2/h)の情報を流してました。

 

70劼亮回(ゴール通過なし)を2周するコースで森の中や畑を通り途中村があって景色は最高のコースでした。しかし、この日は風が強く風の影響がない森から抜けてだだっ広い畑に入った途端に横風区間があり、そこで集団が分裂。まだ逃げグループはいましたが、思いの外早くレース展開が動きました。先頭グループには、クイックステップとFDJがほぼ入り、優勝候補のコンタドールは後ろの集団に取り残されてしまいました。集団が分裂してからは、先頭集団がスピードアップし80,5卉賄世覇┐欧狼杣。先頭集団は25人くらいで、コンタドールの集団(人数同じくらい)は1分ちょっと差に詰めるもそこから落車や脱落していく選手で差は縮まらず。後ろのグループはかなり遅れているし、初日からすごい展開になりました。

 

最後のスプリント地点はフィニッシュに近すぎるという理由でモト審判に託し、私たちは2つ目のKOMの後フィニッシュ地点へ。フィニッシュラインの横にあるボックスに入ると、計測会社の人が忙しそうにPCセッティングしてました。
チボーはタイム、モルガンは目とりでフィニッシュラインに入る選手たちを見て、私は計測会社の人が言っていくナンバーを書き留める役目をさせてもらいました。

IMG_6653.jpg

フィニッシュジャッジのボックス

 

フランスの数字って、60進法なんで難関なんです。例えば、65だと「ソワソン:60 サンク:5」、75だと「ソワソン:60 キャーンズ:15)」最初のソワソンは一緒なので、60番台かなと思ったらそのあと15とかで70番台。それが、60と70、80と90で起こるので、頭パニック。なんとか聞き取ろうと必死でやってみたものの、途中聞きそびれてしまいました。まあ、今回は聞き取れなくてもそう重要ではないので大丈夫ですが、数字はきちんと聞き取れるようにならないとな〜。
ちなみに、これがベルギーにいくと70(セプトン)、90(ノノント)と別の単語があるのでまだ分かりやすいんです。でもフランスでこの言い方するとベルギーなまりのフランス語と認識されて笑われます。

 

こんな感じで今日のステージが終わるのかと思いきや、レースディレクターやコミッセールたちが来て何かもめているんです。私はまだフィニッシュする選手の聞き取りの最中だったので、そちらに聞き耳を立てるわけにもいかず。何やら大変そうな雰囲気。選手が一通りゴールし、最後の選手はタイムオーバーでした。そして、何をもめているのか聞いたら、落車したロマン・バルデ(AG2r)が車につかまって復帰したのがTVに映っていたので除外にするとの事。げげ〜、初日から失格!? 
さすがに車につかまっちゃダメです。かなりのスピードで集団に選手を引き上げていたそうだし、こうして厳しい処分となりました。

 

フィニッシュから本部に行ったら、AG2rのヴァンサン・ラヴニュ監督がコミッセールと話してました。ヴァンサンは私が一番お世話になっている監督で、初めてチームカーに乗せてもらったのもヴァンサンが監督をしていたカジノでした。久々のヴァンサンとの再会でしたが、こんな状況なので声かけられず…。

選手の失格は取り上げられていると思いますが、チームカーも除外となり、そちらもチームにとっては大きな痛手なんです。ヴァンサンは今まで監督としてやってきたけど、チームカーの除外は初めてだと言ってました。一通りコミッセールとの話し合いも済んで、肩を落としていたヴァンサンでしたが、私の顔見て声かけてくれました。審判研修で来ていること伝えたら、頑張ってねって。とってもいい監督です。

 

そんなわけで、パリ〜ニースは第1ステージから波乱の幕開けとなりました。第2ステージも風でまた同じような展開になりそうです。今日はレース先行し逃げができたら付くCOM2カーに乗ります。マーティン先生にいろいろ教えてもらいたいと思います。
 

| 自転車の話 | 15:57 | comments(0) | - |
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